「こんにちは、昭和の香りがする男です」

これまで約40年にわたってねずみ駆除を行ってきました。

1年間で約120件。

捕獲後、殺処分したねずみは一回のねずみ駆除で少なくても2匹程度
単に駆除した数なら、一回でも結構な数になるでしょう。

そうなると、これまでのねずみ駆除作業で約10,000匹以上は捕獲し、殺処分していると思っています。

 × 10,000匹以上

「それだけネズミと戦っていると、好きになったり、愛着が湧いたりしませんか?」

「好きになることはありませんが、嫌いになることもありません」と、昭和の香りのする男は答えました。
「ネズミで生活をしていますからね」

「だから供養するんですよ」

「明治時代の末、ペストが大流行した為、大量に駆除されることとなつたネズミ。哀れなネズミたちの魂を慰めるため、供養碑が建てられたんです」
「その場所を通るたび、手を合わせていきます」

それは東京都渋谷区広尾5-1-21にある「祥雲寺」にある鼠塚
「数知れぬ ねずみもさぞやうかぶらむ この石塚の 重きめぐみに」

東京マウスも手を合わせる、祥雲寺の鼠塚の情報はこちらで。